2021年05月25日
100年前の人々
私たちが暮らすオーシッタイの一部で、竹(蓬莱竹)が花を咲かせています。
竹は植えられて100年くらいすると初めて花を咲かせ、一生を終えるのだそうです。
今、花を咲かせている竹は、100年前ここで暮らしてた誰かが植えたものでしょう。
竹は、川辺や道路沿いの土留め・土地の境界の印として植えられ、支柱やカゴ・ザルなどの竹細工の材料としても利用されて、山里のくらしを守り支えてきました。
花が咲いた竹はやがて枯れるので、そこには新しい竹を植え直してやらないといけません。
その役目がちょうど私たちに回って来ました。100年に一度のバトンパスです。
100年後の人々がまた竹の花に出会い、また同じことを思うのでしょうね。