2022年11月14日
泥藍WSその後
先日の泥藍作りワークショップで参加者の皆さんが作った泥藍4kgは、その後全て「藍建て」され、11月3・5日に行われたイベント「風と緑のちいさなクラフトフェア」内の藍染め体験で、ミニ藍がめとしてデビューしました。
藍がめはとてもデリケートなので、イベント前日に工房から5km離れたイベント会場まで慎重に車に積んで、出来るだけ揺らさないように超低速で運びました。
当日藍がめが弱っていないか心配しましたが、朝様子を伺うと、元気な泡の下に濃厚な黄緑色の染め液が見え、この時期にしてはビックリするほど良い調子でした。
予定人数をオーバーしてしまいましたが、染め体験参加者全員の手ぬぐいが濃くてとてもいい色に染まり、皆さん大満足でした。
【藍建てメモ】
10月18日
- 泥藍:4kg
- 水:16ℓ(最初の水温22℃)※今回は2日間の藍染め体験がデビューとなるので、短時間で濃い染め液に回復するように、水の分量をいつもの半分にしました。
- pH:11.8~12(リトマス試験紙使用)
- 水あめ:100g
- 泡盛:100cc
藍建て数日後にテストの端切れが染まり始めましたが、デビューの日まで待たせました。待たせている間に1回・イベント期間中に1回、追加で蜂蜜と泡盛をあげました。
会場にはミニ藍がめをもう一つ持ち込みました。こちらは名護市三原の ~namiai~(instagram)さんの泥藍を使用しました。こちらも大活躍しました。
黄色いトートバッグは、~namiai~さんのフクギ染め体験の参加者の作品です。鮮やかな黄色が目に映えます。
染め体験では、針と糸なども使って素敵な作品がたくさん生まれました。一人の染め時間は1分×3回=3分間でしたが、こんなに鮮やかに染まりました。
イベントの後、藍がめ達は工房に帰ってきて元気に活躍しています。